子宮頸がんの最大の原因であるヒトパピローマウィルス(HPV)。HPVは性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされています。
HPVの感染が防げれば、子宮頸がんは大幅に減少すると言われています。
日本では2013年より定期接種となっていましたが、接種後に多様な症状が生じたとする報告により、積極的勧奨は差し控えられていました。しかし、多様な症状の原因がワクチンであるという科学的な証拠は示されておらず、厚生労働省においても因果関係は否定されています。2022年4月より積極的接種が再開されました。
子宮頸がんワクチン接種により子宮頸がんの60~70%を防ぐことができます。